セメントに砂を使って強度を上げたのがセメント系の屋根材です。
純和風の「陶器」で作られた瓦に比べる安価に用意できる上、耐火性の高いというメリットがあります。
しかし、やはり焼き物に比べると耐久性は落ちるのが問題です。
セメント系の屋根材はカラフルな屋根を実現できるというメリットがあります。
セメント系の屋根材では材料を混ぜて仕上げる工程の中で色を吹き付けることができるので、見た目に美しい屋根を創ることができます。
また、セメントと砂を混ぜているので、防音性にも優れています。
ちなみに、セメント系の屋根材が重いことが欠点となります。
特に耐震性を意識した建築物の場合には、屋根の荷重をできるだけ減らす必要があります。
屋根に余計な重さのモノが乗っていては、土台がしっかりしても揺れが来た時にかかる負担が大きいからです。
そのため、セメント系の屋根材は安価に用意できる建築材ではありますがデメリットも大きいといえるでしょう。
また、「セメント」という比較的耐久性に優れた素材ではありますが表面加工の劣化スピードが速いのも難点です。
加工の方法によって際は生まれますが、旧来の瓦に比べるとメンテナンスの期間は早くなります。
ただし、「安くて作りやすい」というメリットにより生産の過程でバラエティ豊かな商品ラインナップも生んでいます。